多次元宇宙 2018 9 24 Substitute holiday
「宇宙は、タマネギ構造か」
私は、2010年8月1日に「宇宙のトンネル」という文章を書きました。
これを読んで、多くの人は、
ブラックホールに対するホワイトホールの概念だと思ったかもしれません。
このような考え方は、「横」への移動です。
つまり、3次元空間の中をホワイトホールを利用して移動するというものです。
よくSF映画に出てくる「ワープ」という方法でしょう。
しかし、私が言いたかったのは、「上」への移動です。
つまり、いったん3次元空間から4次元空間へ「翻訳」してから移動して、
その後、4次元空間から3次元空間へ「復元」するという考え方です。
宇宙は、タマネギ構造になっていると考えて、
3次元宇宙を包括するように4次元宇宙が存在して、
4次元宇宙を包括するように5次元宇宙が存在するということです。
つまり、上位次元の宇宙から見れば、
下位次元の宇宙は、小さくなるということです。
3次元宇宙の中で考えれば、
隣の銀河まで「250万光年」という、
とてつもなく遠い距離ですが、
5次元宇宙から見れば、「近い」ということです。
つまり、「横」へ移動では、「250万光年」となってしまいますが、
「上」への「翻訳」、「移動」、「下」への「復元」では、
ほとんど「距離」はなくなります。
「翻訳」という言葉がわかりにくいならば、
上位次元へ吸い上げられて、下位次元へ吐き出されるということでしょう。
これでは、まるで「宇宙掃除機」のようになってしまい、
イメージが悪いので、
「スターゲイト機構」と呼んだ方がよいかもしれません。
宇宙のトンネル 2010 8 1
宇宙にトンネルがあると言ったら大変なことになるでしょうか。
おそらく、科学者たちは、
「いったい誰が、どのようにして作ったのか」と議論になるでしょう。
しかし、それは、余計な詮索と言えるでしょう。
こう考えてみれば、どうでしょうか。
車で道路を走っていたら、トンネルがあった。
トンネルを通れば、向こう側まで10分で行くことができます。
しかし、このトンネルは、
「いったい誰が、どのようにして作ったのか。
それがわからない限り、トンネルを通ることはできない。
だから、私は、峠道を5時間もかけて向こう側まで行く」という人がいるでしょうか。
たいていの人が、何も考えず、便利にトンネルを使うでしょう。
やがて、人類も、何も考えず、
便利に宇宙のトンネルを使うことになるでしょう。